Apr23th

第一話「すれちがいフォルナージュ」ミドルフェイズ B

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第一話「すれちがいフォルナージュ」ミドルフェイズ B

Middle04 気の置けぬ友人とフォルナージュ ScenePL:イル

GM:では、ここからはリサーチフェイズと言う事で、何か知りたい情報を調べるという感じになります。
ハーヴェスト:おぉ、俺まだ何も情報のとっかかり得てない?
イル:俺は午前中に雑務を片付けたと言うことにして、午後は学究地区へ情報収集にいくつもり。設定では交流のあるNPCもいるらしいし。
ノール:完璧だ!この子。
GM:さて、君はどこへいくのかね?
ハーヴェスト:深い質問だな。
ノール:哲学的だ。
GM:あ、いや普通に学究地区にもいくつか施設があるからね。メジャーどころだとコディコス大学とか。
ノール:あ、資料確認……。
ハーヴェスト:コディコス……って図書館じゃないの?
GM:コディコス図書館も大学に併設されていますよ。

「コディコス大学」
遥か古より続く大学。領主である赤眼の賢者の教えを受けたものたちが設立した。
「コディコス図書館」
蔵書数ではエルクレストカレッジやログレス大学にも匹敵すると言われる。一部許可を得ないと閲覧できない禁書区域もある。

イル:じゃぁ、図書館に調べ物をしに行こう。
ノール:調べものはイルに任せておけばよさそうだね。イルの優秀さを見よう。
ハーヴェスト:だねぇ~。(なぜか和む二人)
イル:お前らぁ!!(笑)
GM:さて、イルが図書館に向かって大学敷地内を歩いていると、見知った少年が声をかけてくるよ。「おーい、イル!!」
イル:はい。じゃぁ、声の方を見ます。
GM:少年は捲し立てます。「大変だイル!俺は新しい大発見をしてしまった!水の精霊だけじゃなく、風の精霊も美少女*1だったんだ!!
イル:「……えぇ」眼をそらしつつ。
ハーヴェスト:態度が冷たい!!(一同笑)
GM:イルのことはお構いなしに、熱弁を続けているのは、魔術研究生”マーヴィン・R・モースです。ちなみに、イルとは聖堂学校時代のクラスメート。
イル:あ~、イルって男友達少なそうだからなぁ。こういう性格の奴とかありだな。ギャルゲーの主人公の友達っぽいし。
ハーヴェスト:貴重だよ~、大事にしなきゃ。
ノール:イルもマーヴィンもお互い『変わったもの』同士って奴だよね(一同笑)。
イル:あぁ、でもこいつも案外、出来る奴っぽいんだよな……。
GM:そうだね。マーヴィンは古代文献などの解読を専攻してて、教授陣にもそれなりに認められていますよ。素行には問題ありですが。
ノール:おちゃらけてるけど優秀?*2
イル:あぁ、文献調査とか、まさに丁度いい奴がいたな。
マーヴィン(GM):「そいや、イルどうしてここにいるんだ?俺、今から図書館に本を返しにいくんだけどさ」
イル:「俺も図書館に調べものだ」
GM:「じゃぁ、丁度いいな一緒に行こうぜ!」

図書館に着くと、マーヴィンは本の返却へ向かった。
イルミナルは、「植物の棚」からフォルナージュの花についての文献を探すことにした。
いくつかの文献を読み終えた頃、机の向かいでマーヴィンも本を読んでいた。

イル:文献でフォルナージュの花について調べます。
GM:では、「植物としてフォルナージュの花」を調べましょう。【知力】判定でお願いします。
イル:知力7+2D6= 7+6 = 13
GM:はい、成功です。植物図鑑でフォルナージュの花についての情報を得ました。

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「フォルナージュの花」 情報:植物

	白い花でほのかに光を放つのが特徴です。光は数日だつと消えて、花は枯れてしまいます。花は魔力を秘めています。

GM:これでフォルナージュの花について魔法知識で調べられるようになりました。
イル:じゃぁ、魔法知識ということなら≪マジックノウリッジ≫*3でダイスを増やして【知力】判定(ころころ)21です。
ハーヴェスト:高いんじゃない?
GM:成功してますね。では、以下の情報を得られます。

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「フォルナージュの花」 情報:魔法

	・白い花でほのかに光を放つのが特徴です。光は数日だつと消えて、花は枯れてしまいます。花は魔力を秘めています。
	・満月の晩に摘んだ花は、長い間光を放ち続けます。満月の晩に摘んだ花の光には魔除けの効果があります。
	・新月の晩には黒い花になります。黒い花は瘴気を放ち、魔を招く効果があります。

GM:満月の晩に摘まれたものには魔除けの効果があるので、位の高いものが旅をする際に身に着けることもあります。意外と重要アイテムですよ。
イル:へぇ。あ、ちなみに今夜の月は新月だったりする?
GM:いいえ、新月ではないですね。これから満月になっていくって所です。
ハーヴェスト:それなら安心か。
イル:イルミナルはあまり人を信用するタイプではないので、実は神殿の上層部が何かよからぬことを考えているのではないかと勘ぐっていました。なので、変な話だけどちょと安心した。
ノール:私としても満月にならないと困るしね。シーニャさんにあげられなくなっちゃう!
一同:あ~、確かに。(メタ的発言)

読み終えた本を一冊づつ書架に戻しながらイルミナルは思う。
今は新月には程遠い。どうやら、神殿上層部がフォルナージュの花を悪用するということはないようだな。)
イルミナルは、安心している自分に気がつく。
目的のためには神殿で高い地位につく必要がある。
どんなことだってやろうと決めたはずだったのに……。)
イルミナルは眼を閉じ一呼吸する。
眼を開けた時には、自嘲気味な表情は消え、その眼に映るのは決意の色だった。

Middle05 かしまし錬金娘たちとフォルナージュ ScenePL:ハーヴェスト

ハーヴェスト:じゃぁ、俺もコディコス大学に向かおう。イルも登場できる?
GM:あ、一応、一度合流するまではシーンプレイヤー以外の人には登場判定をしてもらいますよ。
ハーヴェスト:登場判定なんてあるの?
GM:運良く出会えるかどうかって感じかなぁ。【幸運】判定で目標値10ですので、出たい人は言ってください。
イル:了解。判定……あ、出れませんでした。
ハーヴェスト:なんと!じゃぁ、一人で昼食後にマグナスの親父が勝手にあずけた魔導剣を探しに大学へいくぜ。
イル:きっと、錬金術研究室にあるんじゃないか?
GM:(その√は無いんだが・・・・・・)そうですね。錬金術と古代魔導技術を研究している合同研究が行われています。とりあえず、責任者は錬金術研究室の教授だから。
ハーヴェスト:受付を通ってから、バンっと扉を開いて言います。「面会を依頼したハーヴェストだ、教授はいるか?」
ノール:受付通って来たんだ、案外ちゃんとしている。
ハーヴェスト:まぁ、ハーヴェストとしては魔導剣を探しに来てるんだけど、PLとしてはここで「街の噂」とか聞くって感じで情報が欲しいです(笑)。
イル:メタな。
ノール:あぁ~、まだハーヴェスト目的なかったもんね。何もシナリオに関する情報を得てない。*4
GM:(ふむ)ハーヴェストが部屋に入ると、錬金術研究生たちがゴーレムの調整中ですよ。今は休憩中みたいですね。

錬金術研究室には、整備中なのだろうか、手足が外され、装甲がはがされたゴーレムが横たわっていた。
室内から女性の談笑する声が聞こえてくる。見回したところ、この研究室には女学生しかいないようだ。
どうやら休憩をしているようで、机の上には雑誌やお菓子などが並んでいた。
ハーヴェストは談笑している女学生のもとに歩み寄ると、ぎこちない笑顔で話しかける。
「すまんが、教授は?」
先ほどまで和気藹々と談笑していたは女学生たちは一瞬黙る。しかし、次の瞬間には訝しげな目で口々にささやきあっていた。
「誰あれ?」
「見たことないんですけど~」
ハーヴェストは女学生たちの一種独特の雰囲気に顔をしかめた。*5
「あの~、教授になにか御用ですか?」
女学生のなかでも比較的おとなしめなファッションの子が声をかけて来た。ハーヴェストは渡りに船とばかりに口を開く。
「あ……実は、魔導剣の事で話があったんだが」
「魔導剣ですかぁ、流石に私たちは知りませんねぇ」
女学生は少し困ったような顔で言った。
「教授はどこへ?」
「えっと、教授は外出してしまって」
女学生が指差した黒板には、「本日の予定:領主と面会」という文字が書かれていた。

GM:ハーヴェストは去り際に研究生たちの話し声が聞こえてきたという感じで、【感知】判定をしてもらいましょうか。目標は10以上です。
ハーヴェスト:女学生かぁ……とりあえず、【感知】判定5+2d6= 5+9 = 14
GM:成功ですね。では、こんな内容のことが聞こえてきます。

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「フォルナージュの花」 情報:街の噂

	「ねぇねぇ、フォルナージュの花を好きな人にあげると両思いになれるって話知ってる~?」
	「知ってる、知ってる、この本にも書いてあったしぃ」
	「でも、貴重な花なんじゃないの~」
	「実は~、ひょうたん屋で今売ってるの!」
	「え~!嘘、ホント~」

ハーヴェスト:両思い……爆発しろっ!
イル:ちょっと、ハーヴェスト。さっきから爆発しろっ!って言ってばかりじゃん!まるで爆発スキルでも持ってそうだよ!(一同笑)
ノール:いやいや突っ込みそこじゃないから……。で、何その噂。売ってるとかどういうこと?
ハーヴェスト:とりあえず、『ひょうたん屋』はでかいヒントじゃないか?
イル:でも、イルはこういう噂には無頓着だろうなぁ。
ノール:それに、ハーヴェストは花が欲しいってわけでも無いしね。
ハーヴェスト:まぁ、確かに……。
GM:ハーヴェストが構内を歩いていると、花を持った学生がちらほら見受けられますね。どうも、流行っているみたいですよ。
イル:いやぁ、それは偽物じゃないか?流行に便乗してるとか。フォルナー「ジェ」とかさ。(一同笑)
ノール:まぁ、売っているならイルが頼まれるわけないもんねぇ。
イル:それに、学生が買える値段でいいのか?……はっ!?しまったぁぁ!幼馴染からそういう流行話聞いてませんかって言おうと思ったけど、イルとの会話じゃそんな色のある話しねぇ~!
GM:あぁ~!そうだねぇ。実際、好きな人を目の前にしてその話は無いね。まぁ、それにフォルナージュの花を取りに行く任務だって知らないしね。
イル:そうだよなぁ。実際は、ラシュリィも知ってるんだろうなぁ。くっそぅ余計な設定した!!(一同笑)
ノール:大丈夫、私がこれからラシュリィに会いに行くから!
GM:うむ、そろそろシーンを閉じましょうか。
ハーヴェスト:じゃぁ、歩きながら横目でチラッと見ながら、あの花が今、流行なのか……とか思います。

Middle06 やさしい先輩とフォルナージュ ScenePL:ノール

ノール:イルを探しに神殿へやってきました。しかし、会えずにラシュリィの所へ聞きにいくという展開で。
GM:あい、分かりました!
イル:俺はおまけか!(笑)
ノール:あ、GM。ラシュリィさんと知り合いでいい?
GM:いいですよ。冒険者依頼所の受付でよく会っているだろうし。ノールにとっては先輩だしね。
ノール:はーい。受付まで行って、ラシュリィに話しかけま~す!「ラシュリィさん、ラシュリィさ~ん」*6
ラシュリィ(GM):「ノールちゃんどうしたの?」
ノール:「ところで、イル……ミナル見ませんでした?」*7
イル:なんで言いよどむ!?(一同笑)
ラシュリィ(GM):「イルくんなら図書館まで調べ物に行ったわよ?」
ノール:「あれ、そうなんですか?私、イルの護衛任務を仰せつかったんですけど……」
ラシュリィ(GM):「え、そうなの?ノールちゃん、イルくんと一緒にマージナルの森に行くのね」
ノール:「流石、ラシュリィさん察しがいい……実は、あの陰湿でとっつき難いイルと二人なんですよ~」と、あえてラリュリィにイルと一緒の任務という事を伝える(笑)。
ハーヴェスト:酷い言われようだよ!
イル:いや、まぁ同僚からはそう言う感じで見られているのは仕方が無い。設定したの僕だし~(笑)
ノール:とりあえず、ラシュリィに苦手な相手との仕事で不満があると言うような話をしてみようと思うんだ。
GM:じゃぁ、ラシュリィは弁護せざるおえまいな!「でもね、イルくんにも良いところあるのよ?気難しいと思われているけれどそれは不器用なだけなのよ。本当は優しくて誠実な人……」
ノール:「あ?ごめんなさい、ラシュリィさんってイルと親しいんでしたっけ?」
ラシュリィ(GM):えっ!親しいってほどでは……」とちょっと顔を赤くしてあたふたします。
ノール:「あ、親しいとかじゃないですよね。イルって無表情だし、友達とかいなさそうですもんね」
GM:「……orz」墓穴を掘って思わず机に突っ伏してショックを受けるラシュリィ。
イル:そ~なのよ~。僕がそういう設定にしたんだよ~!!(笑)
ハーヴェスト:あわわわ!話がグダグダになる?
GM:とりあえず立ち直って、ラシュリィがため息まじりに言います。「やっぱり、私もフォルナージュの花を買ってこようかしら……」
ノール:「えっ、フォルナージュの花って言いました?」と詰め寄ります。
GM:ラシュリィはノールの勢いに圧倒されつつも、首を縦に振ります。
ノール:「実はマージナルの森に行ったら、内緒でフォルナージュの花を取ってこようかと思っていたんですよ」と顔を近づけたまま小声で言います。
GM:するとラシュリィは不思議な顔をして言いますよ。「えっと、フォルナージュの花なら森に入らなくても手に入るはずよ?」
ノール:「え?」と目を丸くします。
ラシュリィ(GM):「フォルナージュの花なら、ひょうたん屋で売っているって話よ?」
ノール:「え~!!売ってるんですか?でも、シーニャさんは貴重な花だって言ってたような……」
ラシュリィ(GM):「シーニャさんも持っていたの?」
ノール:「はい、知り合いから貰ったって話でした」
ラシュリィ(GM):「じゃぁ、シーニャさんの知り合いってひょうたん屋の人かもしれないわね。たしか、この間もいっぱいの花を抱えていたわよ」
イル:やっぱり、ひょうたん屋怪しいだろっ!しかし、意外と自然な展開になったな。
ハーヴェスト:うん、うん、すごい自然な展開!グダグダにならなくてずるい(笑)。
ノール:「でもでも、私もその流行しらなかったんですけど?」
ラシュリィ(GM):「あら?ノールちゃんだったら知っていると思ったのだけど、あの伝説のこと……」と言うことで判定してもらおうか。
ノール:お!?伝説についてってことは≪ミュトスノウリッジ≫が使える判定と見た!
GM:では、フォルナージュの花の伝説について【知力】判定をどうぞ。
ノール:3D振れるよ~!【知力】2+3D6 = 2+6 = 8
イル:だが、ノール(笑)であった。
ハーヴェスト:酷い、3Dの出目が6だなんてっ!
GM:一応、8以上なら『フォルナージュの花』は雷撃の猛将が、彼の妻にプロポーズした時に贈った花であるという伝説に思い当たります。

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「フォルナージュの花」 情報:伝承

	雷撃の猛将が自分の妻にプロポーズをする際に贈ったとされる花。

ノール:とりあえず、その伝説だけは思い出した。「ラシュリィさんもひょうたん屋に行きませんか?」
ラシュリィ(GM):「私はまだ受付の仕事があるから……」と言いながらも、終わったら買いに行こうかなどと考えています。
ノール:じゃぁ、ひょうたん屋に行くことにします!「ありがとう、ラシュリィさ~ん」……あ、イルの事はまぁいいか。きっともう忘れてる
イル:おいっ!!いい加減だなぁ~!(笑)


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