第一話「すれちがいフォルナージュ」ミドルフェイズ C †
Middle07a ScenePL:ノール †
領主の庭園に変わった趣の店が建っている。
それが「ひょうたん屋」である。
雑貨から、マジックアイテムまでなんでも取り揃えているという奇妙な店だ。
ノールはひょうたん屋に向けて石畳の道を 元気良く歩いていた。天候も穏やかで庭園には街の人々がくつろいでいるのが見える。
突然、激しい揺れと音がノールの体を通り抜ける。
近くの石壁が砕け、金属でできた鎧甲冑をまとった巨人が天から降ってきたのだ。
GM:「神殿の訓練用ゴーレムが暴走した~!」(棒)
ハーヴェスト:GM、棒読みだよっ!
ノール:えっと、どう言うこと?
GM:暴走したゴーレムがノールの目の前に降ってきましたよ?
ノール:目の前ぇえっ!!(一同笑)
ハーヴェスト:ゴーレムが跳んだっ!!
GM:皆大好き戦闘のお時間だよ~!
ノール:あぁぁぁ……誰か登場して、ノール大ピンチっ!
イル:そうだな。登場判定しよう。
ハーヴェスト:おっし俺も!
GM:登場したい人は、次のラウンドのセットアップに登場判定に成功すれば好きな位置に登場していいですよ。
ノール:それまでがんばる!!「皆、早く避難してっ!」と公園の人々に声を掛けて、ゴーレムの前で武器を構える。
■■戦闘開始■■ †
行動値
7 暴走ゴーレム 5 ノール
距離
ノール-5m-ゴーレム
1R †
■セットアップ
宣言なし
■イニシアチブ 行動値7 ゴーレム
GM:行動値7でゴーレムから動きます。ノールに必殺≪ブロンズビーム≫*1だ!!
イル:言っちゃった!!こいつもう「ブロンズゴーレム」*2確定だよっ!
GM:本当だ、技名言ったらバレバレだ。
ノール:回避します!
ゴーレム:ブロンズビーム命中 9 < ノール:回避 11
→ノール:回避成功!!
ハーヴェスト:そのビームで大地が割れ、岩が砕ける!
ノール:えっ、そんなにすごいビームだったの!?
イル:いやいや、訓練用ゴーレムだからそこまで強くないだろ。
■イニシアチブ 行動値5 ノール
ノール:では、ムーブアクションであえて移動せずに≪アームズレンジ≫*3、マイナーで≪スマッシュ≫*4して、メジャーで≪ハリケーンブロウ≫*5の全力コンボだ!
ハーヴェスト:なるほど、≪アームズレンジ≫で射程延ばしての白兵攻撃か!!
ノール:イメージ的には、地面を棍棒で叩いて作った衝撃波が石畳を割りながらゴーレムを吹き飛ばす感じで。
イル:O.K!(すごいいい声で)
GM:イメージはやっぱ大事だよね!よっし、じゃぁゴーレムは回避判定!
ノール:「なんだか分からないけど、暴れるなら大人しくしてもらうわよっ!」
ノール:攻撃命中 19 > ゴーレム:回避 9
→ノール:攻撃成功!
GM:くっ、やはり避けられないか!
ノール:ここで、ノール最強の必殺技≪スラッシュブロウ≫発動!
イル:シーン1回のダメージ増加スキルか。
ノール:「ノォォオルッハンマァァアアッ!!」
ノール:ダメージロール 8D+20 → 46点の物理ダメージ
イル:おっ、これゴーレム溶けるんじゃないか。
GM:うわぁ、確かに……かなりダメージ入るなぁ。ゴーレムの装甲が歪む!
ノール:さらに、≪ハリケーンブロウ≫の効果で5m吹き飛ばす!
ノールとゴーレムの距離は10mになった。
イル:個人的に、「ノールハンマー」って名前が「トールハンマー」に似てて好き。なんか雷神の伝説にニアミスってるところが良い。
ノール&GM:あぁ、それはね~!(なぜか目配せをしてうなずきあう二人)
イル:ん?
ノール:そうなんだよ。本当にその伝説を狙ったネーミング。
ハーヴェスト:えっ、そうなの?
GM:うん。うなさん(ノールPL)のキャラ設定案で、北欧神話の雷の槌トールハンマーにかけてノールって名前にしたっていうのがあったんだよ。
ノール:そうそう。だから、雷神グランアインが好きってキャラクターにしてる。
イル:おぉ、やっぱそうか!似てるなぁってずっと思ってたんだよ。
ハーヴェスト:へぇ、そんな話合いしてたんだ。
GM:今回は皆と事前打ち合わせしたからねぇ。ちゃんと君ともしたでしょ(一同笑)。
■クリンナップ
宣言なし
2R †
行動値
11 ハーヴェスト 7 ゴーレム 5 ノール、イル
距離
ハーヴェスト-5m-ノール-10m-ゴーレム-10m-イル
■セットアップ
イル:登場判定成功!
ハーヴェスト:登場判定成功!
ノール:≪プロヴォック≫ 【精神】判定15 → ゴーレム:【精神】判定失敗!
ノール:≪プロヴォック≫する。あまり意味はないけど、周りにいるエキストラに攻撃が行かないようにって演出で。
ハーヴェスト:おぉ!
ノール:まぁ、どれくらい使えるか試してみたいってのもある。
イル:あぁ、確かにこれ一話目だしな。
GM:さてゴーレムの抵抗だが、クリティカル以外は無理だなぁ。
イル:ゴーレムは基本的に精神の値は低いしな。
GM:えいっ(ころころ)くりてぃかる!(嘘)
ハーヴェスト:いや、嘘だろクリティカルしてないじゃん!
イル:こらっ!録音だけだと真偽が分からないだろ!
GM:いや~残念だなぁ。
■イニシアチブ 行動11 ハーヴェスト
ハーヴェスト:「俺のまっどうけ~ん♪……ってなんだこれは!」と歌いながら領主の庭園に来たらすごいことに!(一同笑)
ノール:「あぶないわっ!下がっていて!」
ハーヴェスト:「ノール!お前こそ危ないぞ!」
ノール:「平気よっ!だって、私は正義の冒険者なんだからっ!」
ハーヴェスト:「……っ!そんな事言ったってなぁ、見過ごせるかよっ!」と言って銃を撃つ(ころころ)。
GM:あ、特に何もなしで武器攻撃か。
ハーヴェスト:銃攻撃 命中 19 > ゴーレム:回避 8
→ハーヴェスト:攻撃成功!!
GM:よっし!回避くりてぃかる(嘘)。
イル:毎回、嘘言ってません?
GM:あ~、これ次に本当にクリティカルした際に嘘でーすとか音が入ったら分からなくなるからやめよう。
ノール:最初からやめようよ(笑)*6。
ハーヴェスト:ここで≪
GM:≪ピアシングストライク≫ね。
ハーヴェスト:うばばぁ、間違えた!
Take2
ハーヴェスト:ここで≪ピアシングストライク≫を使います!「見てな、嬢ちゃん!こいつが本当の冒険者ってやつだ!」
ハーヴェスト:ダメージロール 5D+8 → 28点の物理ダメージ
イル:これならダメージ入ったんじゃないか?
GM:ダメージは通ってますよ。ハーヴェストの弾丸は装甲の隙間を通り、内部の機関を破壊する!
ハーヴェスト:「どうだ、嬢ちゃん」
ノール:ハーヴェストに「あなた強かったのね!ごめん、協力してくれる?」
ハーヴェスト:「あぁ!」
■イニシアチブ 行動7 ゴーレム
GM:ゴーレム行きます。「逆上」しているから……ムーブで10m前進しノールにエンゲージ!
距離
ハーヴェスト-5m-(ノール、ゴーレム)-20m-イル
GM:メジャーで通常攻撃。「ブロンズパーンチ」
ノール:回避するけど……駄目だ。
ゴーレム:格闘攻撃 命中 19 > ノール:回避 5
→ゴーレム:攻撃成功!!
イル:本当にへろへろだ。
GM:ではダメージロール行くよ~っ!
ゴーレム:ダメージロール → 20点の物理ダメージ
ノール:「くっ、さっきの攻撃で力を使いすぎた」
イル:≪プロテクション≫*8 っと言うことで、ここで登場した事にするわ。
ノール:ちょっ格好良い登場!
イル:≪プロテクション≫→ ノールに与えられるHPダメージ 6点軽減
GM:えっと、そうすると……あれ?ノーダメージ?
ノール:うん。あぶないって目を瞑るけど、何も起きないので目を開ける。
GM:ゴーレムの拳を光の壁が防いでいる。
ノール:そうそう、それで離れたところになんか見覚えのある……イルミナルがいるのに気がつく。
イル:あ、そうだね。ここでようやくノールに会えたんだ(一同笑)。
ノール:「あ、イルミナル!!」
■イニシアチブ 行動値5 イル
GM:行動値5はノールとイルの二人か……。
イル:じゃぁ、先にやらせてもらおうか。
ノール:いいよ。
イル:では、メジャーで≪ホーリーライト≫*9をゴーレムへ。
GM:ゴーレムは回避……できない!
イル:魔術判定 14 > ゴーレム:回避 7
→イル:魔術成功!!
イル:「暴走したゴーレムか……」と言って、懐から黒くぶ厚い手帳(?)を取り出します。
ハーヴェスト:な~っ!まさか、ついにアレをやるのか!(一同笑)
GM:キャラ紹介の際に言っていたアレか!!
イル:「有機 無機 問わず 天地に普く生命に 我が 神の断罪を!」*10
ハーヴェスト:呪文詠唱キター!!
イル:ここでよくわからない風がっ!(笑)
GM:イルミナルの呪文詠唱に伴い、手帳のページがめくられていく。
ノール:無風だったのによくわからない風でページがめくられてるっ!(笑)
ハーヴェスト:格好良い!これがOPで言っていた、あることなんだ!
GM:そう、イルが祖父から習ったのは呪文詠唱はとにかく格好良くあるべしと言うことだったのです(一同笑)。
イル:「ホーリィーライトッ!!」
イル:ダメージロール 2d+16 → 20の貫通ダメージ
GM:天から降る一陣の光!その光に貫かれゴーレムは機能停止した。
戦闘終了です。
一同:うわぁぁ!(拍手)
ノール:すごい綺麗な終わり方!!
ハーヴェスト:全員登場したしね。
イル:ちゃんと仕事した。
GM:本当に、ここまで綺麗に行くとは思いませんでした。
■戦闘終了
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