Jan23th

第一話「すれちがいフォルナージュ」ミドルフェイズ G

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第一話「すれちがいフォルナージュ」ミドルフェイズ G

Middle14 いざマージナルの森へ ScenePL:PT

GM:では、全員で森へと入るシーンになりますよ。
ノール:あ、最初別行動でもいいですか?
ハーヴェスト:何どうしたん?
ノール:いや、イルよりさきに来て抜け道開けちゃおうかと!
ハーヴェスト:なるほど!!
イル:え~っと、GMに提案。早起きできたかを判定をさせてください。
GM:え~と、うん。*1じゃぁ、早起き判定やってもらおうか。
ハーヴェスト:早起き判定なんて初めて聞いたよっ!(笑)
イル:僕はいつも早起きしてましたよ~!
ノール:寝坊してた。
ハーヴェスト:じゃぁ、俺も参加しよう。
GM:では【幸運】で対決してもらいましょう。
イル:フェイト使おう……。
ノール:え~、フェイト使うの?
イル:イルは立場上*2、正面から入りたいのっ!!(笑)
ハーヴェスト:じゃぁ、俺もフェイト使おうかな。
イル:なんでだー!!

hayaoki.png

早起き 【幸運】対決
   ノール : 9 低いっ!
   イル :フェイト使用! 14勝利!
   ハーヴェスト: 8 無理!

イル:フェイトも使ったので圧勝だ!
GM:(ころころ)。
ハーヴェスト:あれ、GMも振っているんだけど!何かあるっ!?
GM:では、扉の前に順番に来るような感じでいいかな。
イル:では、一番に扉のところへ来て、門番と軽く今日の任務の確認をとっていよう。
ノール:あ、扉の前が集合場所ってことね……それなら、扉の方へ行かずに抜け道を探して石壁を探索とかもできるんじゃない?
ハーヴェスト:確かに、イルは扉の方にいるわけだからやれるか?
イル:おいっ!お前らなぁ(笑)。
ノール:でも、補修工事が完了していたら完全に詰みだけどね。
ハーヴェスト:確かに!(笑)
GM:あ、言われたところはまだ工事が始まっていませんよ。
イル:えっ!?あれだけ言っておいたのに。
GM:残念ながら、まだ手が付けられていません。(実はさきほどのGMのダイスロールは工事が順調に進んでいるかを決定していたのでした。)*3
ノール:えっと、イルは抜け道使ってもいい?あ、PL的にはって話ね。
イル:まぁ、キャラクターはどんなに説得されても無理だろうけど、PLとしては仕方ないかな。たださ、表から入るルートも聞いてるということは、表は険しいって言ってるけどGMハヤサシイから何かヒントをくれると思うんだよね~(チラっとGMを見る)
GM:……えへ。*4
ノール:いや……抜け道は安全だと思うよ。(自分の中で考えがあっているか確かめている様子)
イル:ん、どういうこと?
ノール:まず、ウッドゴーレムが単身行ける場所ってことと、ヘイウッドさんが教えてくれたルートだからね。ヘイウッドさんがノールにわざわざ危険なルートを教えないと思うんだ。それにGMが言い渋ってたしね*5
ハーヴェスト:おぉ、たしかに。
イル:ふむ。


あーでもないこーでもないと相談を続けて、どうやら三人の意見がまとまったようだ。

ノール:一回合流して話し合おうか。
イル:いや、もう壁をぶっこわしちゃえ!*6
ハーヴェスト:いいのかよっ。
GM:じゃぁ、イルが門番と話をしていると、二人が抜け道を作動させた音がして合流とかって流れでいきます?
イル:そんなかんじで、たしか抜け道の場所は探さないとならなかったよな?
GM:そうだね。探す人は【感知】判定をしてもらおうか。
ノール:じゃぁ、私たちだね。
ハーヴェスト:おう、【感知】ならまかせとけ!とりゃ~!!
GM:はいはい、ハーヴェストは石壁の10mくらい上の方に、色違いの石があることに気がつきます。そして、その石を叩くと抜け道が開くという事を以前聞いていたということで。
ハーヴェスト:了解。「あれだな……」
GM:高い位置にあるのは、まあ誰かが間違って押さないようにっていうのもあります。(実はまだ別のスイッチもあったりしたり)
ノール:10m上かあ、登攀判定が必要かなぁ。
イル:そんなに高いのか……狙撃か?
ハーヴェスト:狙撃っ!?
GM:そうだねぇ、登攀判定で壁を登るか、狙撃で石を撃てば抜け道が開きますよ。
ハーヴェスト:「あれだな……」
ノール:「どれどれ、これ?」
ハーヴェスト:「ちがう、あっちだ」
イル:じゃぁ、イルはノールたちがそんなことをしているとは知らないので、門番と今後の確認をして待っているということで、よろしく。
ノール:登攀は……さすがに厳しいかな。
ハーヴェスト:「ま、ここはまかせなっ」といって狙撃しよっか。
ノール:あ、そうだ!≪ブレッシング≫*7でハーヴェストをサポートする。
ハーヴェスト:ノールがいつに無く本気だなぁ。
GM:≪ブレッシング≫でハーヴェストに成功する『流れ』を引き寄せるわけだね。
ハーヴェスト:いくぜっ!ダイスが一個増えて達成値は16だ!

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抜け道のスイッチ起動判定
   ハーヴェスト:命中6+4D → 16 判定成功!

GM:成功だね。
ハーヴェスト:寸分たがわぬ正確な射撃で石を射抜く!
GM:撃たれた石は響いて、壁の機構が作動する。石壁に人が通り抜けられるほどの通路ができる。
イル:ノールが先行してはいっちゃえ、GO!GO!
ノール:あぁ、そうだね。それでイルが気がついて追ってくればO.Kだね。

突然の銃声と、微かに地面を揺らす振動に門番たちは驚き動きを止めた。
しかし、イルミナルの判断は早かった。
銃声の音から発砲した位置を割り出してとっさにその場へと向かう。
やった、ここが抜け道ね!」
「チッ、早くしねぇとまた閉じちまうぞ嬢ちゃん!」
そこには、壁の石が不規則にスライドし、人が通れるほどの通路ができていた。
通路に向かって駆け出したのは、ノールとハーヴェストだ。
イルミナルはその後姿を見て、自分も通路へと飛び込んだ。
そのすぐ後に壁にあいていた穴は鈍い振動とともに閉じられた。

Middle15 抜け道の先は ScenePL:PT

イル:抜け道から入ってしまった(笑)。
ハーヴェスト:入っちゃいました(笑)。
ノール:……(無言だが、やっちゃったと言った感じの笑顔)。
GM:中に入ると、そこは綺麗な庭園と言った感じでしょうか。ところどころ手入れがされているようで、あなたたちから少しはなれたところに石像が建っています。
ノール:あぁ、英雄の像?
イル:ち……近っ!!
ハーヴェスト:これならウッドゴーレムでもいけるか。
GM:英雄たちの像の周りにはフォルナージュの花がたくさん咲いていますよ。
ノール:これはもうフォルナージュの花を採るしかないかな。あ、実際にみたことあるのって私だけだっけ?
イル:そういえばそうだな。
ノール:「あ、フォルナージュの花!」と言って皆に知らせよう。
イル:「これが……」と呟いて、確かに本で調べたものに違いないと思います。
ノール:でも今とったら光がきえちゃうか。
イル:いや、採ってもすぐに光が消えるわけじゃないよな。満月の晩に採れば長持ちするって。
ノール:満月の晩……って、そうだ!!まだ朝じゃない?
ハーヴェスト:ちなみに今日は満月の夜でいいのか?
イル:満月の夜ではないんじゃないか?
GM:そうだねぇ。あ、でも満月の夜になってないといけないのか*8
ノール:そうだよ、シーニャさんの誕生日に間に合わないし!
GM:シーニャの誕生日の前日が満月ってことにしてたんだったね。
イル:あぁ、それと魔除けの効果って満月の晩だけだったっけ?
GM:そうだね。満月の晩は魔除け、逆に新月の晩は災厄をって感じだね。
ノール:その事は知らないけど、シーニャさんにあげるためには満月がいい
GM:え~と、今晩は満月ですよ(一同笑)。
ノール:よーし、それなら安心。
ハーヴェスト:あ、アケ姐に渡すのはどっちでもいいんだよな?
GM:ひょうたん屋にもっていく分に関しては特に決まりはないですね。
ハーヴェスト:今のうちに採っておくか。
ノール:せっかくなら満月まで待った方がいいんじゃないの?
ハーヴェスト:そうだなぁ、でも俺ら集合したの朝だったしな。まだ、だいぶ時間があるよな。
イル:正面から入れば時間がかかると思ったんだが、抜け道使うことになったからな。
ノール:まさか、こんなに近くにあるとは思わなかったから。
ハーヴェスト:どうするか、このままここで待っているか?
ノール:あ、そうだ!「ねぇねぇ、良いものがあるの。お菓子!!」と言ってヘイウッド菓子店の菓子を広げる。
ハーヴェスト:「おぉ、気が利くなノール」
イル:じゃぁ、二人がお菓子を食べている間にイルは周りを調べようかと思います。何かみつかりますか?とか(笑)。
GM:罠は無いね(笑)。ここにあるのは、花と石像くらい。まぁ、イルは花が手入れされているのには気がつきますね
ハーヴェスト:あ、俺も英雄の像とか調べようかな。
イル:あぁ、いいかもね。たださっき調べた情報以上はでないかもな。
ハーヴェスト:そうだね。
GM:石像を調べるなら【感知】判定をしてみて、伝承とか調べるなら【知力】判定ね。
ハーヴェスト:なら【感知】か……達成値14だ。

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石像を調べる
   ハーヴェスト 【感知】5+2D → 14 判定成功!

イル:今日は出目が安定しているねぇ*9
GM:ハーヴェストは、昔の戦友からこの英雄の話を聞かされたことがあると思い出しました。10年ほど前の戦争のときの戦友というか、上司というかですね。
ハーヴェスト:「そういえば聞いたことがある!!」で、どんな話でしょうか?(笑)
GM:あなたは、それを鋼鉄の騎士”ウィリアム・アイアン”から聞きました。ウィリアムが話してくれたのは、かつてこの地を守った「盾の英雄と氷銀の乙女」の話です。あなたはウィリアムが懐かしそうに話してくれたのを思い出します。
ノール:知られざる英雄の伝説だね。

鋼鉄の騎士ウィリアム・アイアン
10年前のヴァンスター帝国との戦争の際に活躍した領主直属騎士ナイツ オブ フーリッシュの一人。その素顔は知られていない。

GM:ウィリアムは「いつか、お前にもその英雄の像をみせてやる」と言ったりしました。
ハーヴェスト:「あのときの話はこれのことか……」と言うか、鋼鉄の騎士かよ(笑)。
イル:そんな感じで、ノールと話しているの?
ハーヴェスト:うん。鋼鉄の騎士のことは言わないけど、「昔の知り合いがこの英雄のことが好きでな……」って話します。
ノール:「私も知っているよ。ヘイウッドさんからも聞いたし」と、ノールはシートを広げてお菓子やお茶を用意してそこでハーヴェストと話をしていることにします。
イル:こんなところは用意がいいんだなノールは(一同笑)。
GM:さて、そんな感じで夜までいますか。
イル:あ、花は摘まないが*10いくつか調べたいな。群生している辺りを調べるとか。
ハーヴェスト:花を調べるの必要かなぁ……俺も調べる。
GM:【感知】判定で調べてもらおうか。

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pc2-check04.png

花園を調べる
   ハーヴェスト 【感知】5+2D → 15 判定成功!
   イル 【感知】3+2D → 14 判定成功!

GM:ハーヴェストは、花が込み合っていて栄養不足になっているあたりを見つけますよ。
ハーヴェスト:こいつはいけないな。
GM:他は手入れがされたあともあります。
イル:あ、もちろんイルもそれに気がついています(笑)
ハーヴェスト:「込み合ってるなぁ、俺らがいくつか採っちまったほうがいいかもしれないな」
イル:「待ってください」とおもむろにハーヴェストを制止します。
ハーヴェスト:「何だよ?」
イル:「ただ間引けばいいというものでもありません。私の指示に従ってもらえませんか?」
ハーヴェスト:あぁ、ハーブ園が趣味だからか!?
GM:良いフレーバー演出だね。
ハーヴェスト:「おぉ、すまんな……坊主、こういうことに詳しいのか?」
ノール:イルは自分でハーブを栽培してるもんね。
イル:「えぇ、少し……」と呟いたあと、(驚いた、この条件でここまでこの花が咲くものなのか?)などと考えています。
GM:じゃぁ、今度こそ日が暮れて夜になるということで。
一同:はーい。

Middle16 満月の夜へ ScenePL:PT


辺りが暗くなり、やがて月が昇る。
満月の光に暗い森に影ができる。
フォルナージュの花はその光に照らされ、より一層輝きを増した。

 

       小さな光の粒が空へと舞っていく。

 

はじめは一つ、二つ、と数えられたのだが、すぐにそれも適わないほどたくさんの光が天へ昇った。
「わぁ、きれい……」
ノールの声も空へと吸い込まれていく。
「あぁ、こいつはすげぇ」
ハーヴェストとイルミナルも天を仰ぐ。

 

      それは、天空へ向けて逆さまに降り注ぐ白い雪のように。

 

GM:あたり一面に光の粒が飛んで行きますよ。
ハーヴェスト:じゃぁ、しばらくあっけに取られていたけど……摘むかっ!
ノール:情緒のかけらもない言い方だよ~ハーヴェスト!(笑)
イル:「では、こちらを一列摘みましょうか」と声を掛けます。
ハーヴェスト:「うむ、分かった」と花を摘んで籠にでもいれよう。
イル:さて、摘・み。ま・し・た!(笑)
GM:はい、ではクライマックスにいきましょう!(笑)
一同:だよなー!!
ハーヴェスト:あわわわ。
イル:ほらなぁ~このタイミングだと思ったっ!
ノール:他にトリガーになりそうなのないもんね。
GM:ではマスターシーンをはさんでクライマックスへに行きます。

MasterScene

その日もウッドゴーレムはいつまで経っても慣れない店仕事を懸命にこなしていた。
どうも、店主との経営感覚に差があるためだろうか。
しかし、もともと商人というわけでもないので、経験豊富な主人の言うことの方が正しい商人の姿なのかもしれない。
「さて、そろそろ行くか」
日も暮れ、後片付けも終わりゴーレムはつぶやく。
「おい、ビル」
店の奥から店主が声をかける。
「そういえば、あの花、売り切れてたろ」
ビルと呼ばれたゴーレムは店主の言葉をじっと聞く。
「在庫が無いって言ったら採りに行くって奴らがいてさ…」
笑いながら話す店主の言葉にビルは青ざめる。
「!!」
勿論、ウッドゴーレムであるビルに表情はないのだが。
店主の話が終わる前に、店を飛び出し庭園とマージナルの森とを隔てる石壁に向かって走り出した。


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